信州そば　むらた(20230108)@福岡市博多区冷泉町

福岡滞在二日目（最終日）。ただ街をぶらぶらする、というのが目的での福岡旅行。あまり遠くに行くのも、というので祇園～中洲川端～天神を地下鉄の一日乗車券を使い行ったり来たり。数年前に川端商店街をうろうろした時の印象がとても良かったので再訪。ただ早すぎたのでお店は全くやっておらず。櫛田神社にて参拝。

山笠は迫力がある。私自身は忘れていたのだがこちらを参拝するのは2回目。しっかり御朱印を頂いていた。早すぎたので一旦天神へ地下鉄で向かおうと参道を通る。右側に品のある建物。頭の片隅にあった信州そばむらただった。一旦天神に行き地下街を彷徨うが、昼飯をどこで食べるか全くアイデアが浮かばなくなってしまった。せっかくなら気になった先ほどのむらたに行こう、と地下鉄に飛び乗る。オープンは11:30。11:00にお店の前に受付簿が出された。慌てて名前を書きに行く。3番目に記入することが出来た。神社近くで写真を撮ったりして時間をつぶす。いよいよ開店前になるとにわかに店の前は賑わいを見せてきた。受付簿にはもう20数組分の記入が。早めに来て良かった。11:30の開店時間になり店員が名簿を見ながら案内を始める。スムーズに入店することが出来た。通されたのはお店の一番奥、箱庭を見ることが出来るカウンター席。
メニューはとても多いのだが、冷たい蕎麦の十割盛そば（大盛り）と、とても評判が良いという親子丼の小を注文した。
先に十割蕎麦が提供、しばらくして親子丼が提供された。

蕎麦はかなりコシの強いもの。香りは控えめ。汁は辛めのかつおだしが良く利いたもの。のど越しと嚙み心地を愉しみながら完食。

次いで出てきた親子丼の小。これは絶品だった。個人的に食べた丼物の中で間違いなくNo.1。次回訪問時は間違いなくこちらをメインに据えたい。
出汁の利かせ方、卵の半熟差加減、アクセントとなる鶏肉のコリっとした歯ごたえと肉をかみしめた後の旨味の滲み出方。今書いていてもまた食べたいと思うぐらい。筆舌に尽くしがたいとは将にこのことだったかも。
鹿児島に帰着後運転しなければならなかったので酒を飲むわけにはいかなかったが、ゆっくり福岡に来られた時、宿泊日当日の昼食だったり夕食で蕎麦前を頂きながら飲んでみたいな、とも思わされるぐらい蕎麦前が充実。

機会があればまた来たい。まずは親子丼を普通盛で。ご馳走様でした。